業務内容
【募集の背景】
Hondaは、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを目指しており、二輪車、四輪車、パワープロダクツや船外機、航空機を合わせて年間3,000万台規模の世界一のパワーユニットメーカーとして、幅広い製品の動力源のカーボンニュートラル化に取り組んでいます。
我々は、カーボンニュートラルを加速する電動コアシステムと顧客価値を最大化するエネルギーエコシステムを創出し、社会実装を実現することをミッションに、安心・安全な「移動」と「暮らし」を提供していきます。
そんな中、HondaのEV戦略の展開、及びグローバルな普及拡大において、世界のルールメイキングをリードする技術渉外活動(法規・規格・政策)は重要な役割を担っています。
我々の技術、お客様の“感動”と“安心”を世界に広げるために、共に取り組む仲間を募集します。
【具体的には】
技術開発観点(競争技術)、及び渉外観点(業界協調・国内協調)を踏まえた、
●国内外のV2Xエネルギーサービスに関する政策/法規/規格等の情報収集
●上記情報から事業への影響についての分析・評価
●各国政府・行政に対するHondaの対応スタンス・対応案の検討・提案(社内関連部署と実施)
※自動車業界団体(自工会)、国際標準化の国内審議団体(JARI、自技会)、電力インフラ(送配電)・産業用機器団体(JEMA)、国内充電器業界団体(EVPOSSA,CHAdeMO協議会)、北米規格団体(SAE、UL、IEEE、NEC)等、法規/規格/政策検討会議への参画
●戦略/開発部門(海外事業所含む)へのフィードバック
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合がございます。
【魅力・やりがい】
カーボンニュートラル社会実現に寄与すべく、新しい社会インフラシステムのルールメイキング(法規・規格・制度)に携わる業務であり、国際基準、国際標準、各国の政策に関与し、自社の意見反映及びエネルギーサービスの普及に繋げることが出来る役割です。
また、自動車関連企業だけでなく、多岐にわたる業種の方々、また関連省庁と連携し課題解決を進めることになります。
法規・規格渉外業務に携わることで、コネクテッドや電力エネルギーに関する幅広い知識の習得や専門性の強化をすることができるため、将来的には様々なキャリアを目指すことができます。
【現場従業員の声】
★46歳(社会人経験22年目) キャリア入社
「エンジン設計~電動車駆動用バッテリー周り設計~官公庁出向を経て、電動車の駆動用バッテリー関連法規・規格、今年度からエネルギーサービスの法規・規格を担当しています。具体的には、国際規制・国際標準・各国や地域の規制などについての情報収集~社内展開や、対外的な情報発信・交渉などを行なっています。社内外の多くの方々と日々意見を交わしつつ協力しながら推進する業務であり、ホンダの今後の電動車事業・エネルギーサービス事業にも寄与できる、大変やりがいのある業務だと感じています。」
【職場環境・風土】
「買う喜び、売る喜び、創る喜びを世界に広げる」を基本理念に、Hondaでは数々の製品を創業から生みだし続けてきました。役員から新入社員まで、あらゆる人材が自由な発想で、夢や理想を徹底的に追求する風土が根付いており、学歴や年齢に関係なく誰もがフラットに活躍できる職場環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。
技術渉外グループは、伝統的な自動車会社の部門でありながらも、小規模ベンチャーのような軽快な働き方を目指しています。
従来の自動車で培った品質保証ノウハウの良い点を取り入れつつ、定型業務ではない新しい業務内容・業務の進め方に日々チャレンジしています。国際会議へ参加したベテラン・中堅層から自動車開発からリスキルしたメンバーまで幅広い層が新しいことを学びながら活発にディスカッションを行った上で、渉外活動を展開しています。